最近目次を置くことにはまっています。
- イケてる見た目のグッズを使いたい
- ヘルプマークをおしゃれに持ち歩きたい!
- これでヘルプマークを持ち歩くのが楽しくなる!
- ヘルプマークケースのこだわりポイント
- 誰にでもおしゃれを楽しむ権利がある/ヘルプマークケースの販売について
イケてる見た目のグッズを使いたい
わたしは形から入るタイプ、かつとっても我が儘な人間なので、自分が気に入ったものは喜んで使い倒すし、気に入らなかったらうっかり存在までも忘れてしまいます。
過去には「薬局でもらうおくすり手帳がだせぇ」と言って自分でキャッシュアウトしてノートを用意したこともありました。
※これを書いた当時は「おくすり手帳は家にあります」と言っても許されない風潮がありましたが、最近は「手帳忘れました」と言うと普通にシールをくれます。いい時代だ。
ヘルプマークをおしゃれに持ち歩きたい!
元々ヘルプマークのことは、発作が起きてしまうような方が万が一の時に周りにヘルプしてもらうためにあると思っており、発作が起きないわたしはヘルプマークの対象者ではないという認識を長年抱いていました。
ところが、住んでいる自治体からヘルプカードが送られてきて、「もしかしてわたしってヘルプマーク持っていいのかな?」とじわじわ思い始めたのが去年のことです。
ミセスインターナショナルのファイナリストという肩書もいただいている以上、もしわたしがヘルプマークを持ち歩くことで少しでもヘルプマークの啓蒙になるなら持ち歩こうと決めたのが今年のお正月です。
しかし。しかしです。
持ち歩くモチベーションがあまりわかなかったのです。
なぜなら全身のコーディネートを一発で破壊するインパクトがあったからです。
はかいりょくはばつぐんだ!
一番良くないのはマークについているバンド?だと思いました。
このバンドさえなければもうちょっと見た目のインパクトが落ち着きます。
もちろん、ヘルプマークというのは視覚的に分かりやすくないといざという時に視認してもらえず、持っている意味がなくなってしまいます。
しかし、分かりやすく持っていることで「病気アピール」とか言われてしまったり、それが怖くて持つことをやめてしまったりする方もいらっしゃいます。
せっかくのヘルプマークを持ち歩きたくなくなるほうが、それこそ本末転倒なんじゃないだろうか。
今でこそわたしは良くも悪くも自分中心に物事を考えられるようになってきたので、「自分が気に入るかどうか」が判断基準です。
でも、自分に自信がなくて自意識過剰だった思春期の頃の自分だったらどうだろう。
あの頃のわたしだったらヘルプマークを持ち歩かないのではないだろうか、と思いました。
これでヘルプマークを持ち歩くのが楽しくなる!
というわけで、
- 出来る限りファッションの邪魔をせず
- ヘルプマークを持ち歩くのが楽しくなる
ためにはおしゃれなケースにヘルプマークを入れれば良いのではないかと考えたまさにそのタイミングで、全く同じようなことを考えてヘルプマークケースを自作なさっているレザークラフト作家のBe CRought 服部さんの投稿をInstagramで見つけました。
服部さんに即連絡をし、自分の希望を伝え、理想のヘルプマークケースを作っていただくことが出来ましたので今回はその自慢をするために書いています。
えぇ自慢です。笑
ヘルプマークケースのこだわりポイント
今回ケースを作っていただくにあたり、服部さんにお願いしたポイントがいくつかあります。
以下でその詳細について述べます。
相当我が儘を言ったのですが、全て叶えてくださった服部さんには感謝しかありません!
顔色が悪いのはずっとマスクをしていて口紅を塗っていなかったためです。
素の唇の色が悪すぎる。
ストラップ位置
ゆらゆら揺れて女性らしさを出すべく、ストラップの取り付け位置を角にしていただきました。
これでヘルプマークがバッグチャーム的な役割も果たしてくれます。
ストラップはスナップボタンひとつで取り外し可能です。
ストラップはバッグの把手につけて、雨天時等はバッグの中にそのまま仕舞えるようにしました。
色
春夏用にグレージュ、秋冬用にワイン(赤茶)の2色を作っていただきました。
ヘルプマークの色と喧嘩せず、服やバッグを選ばない土台色で、かつ普通の茶色やベージュとも違うところがとっても気に入っています。
せっかくなので、服部さんがお持ちのヘルプマークをお借りして2つ並べてみました。
裏面
ヘルプマークの裏面に支援してもらいたいことを書いて貼っている方もいらっしゃいますが、個人情報だったりして平常時は隠しておきたい場合もあるかと思います。
今回、ケースには片面だけ窓を空けていただき、もう片面には工房のロゴを刻印していただきました。
窓側にはプラスチックを挟んであるのでマークを汚れから守ることが出来ます。
※緊急時にケースからマークを取り出す余裕がないことも充分想定されますので、両面に窓を開けることももちろん可能です
今回は、おまけで工房のロゴを型押しした札もつけていただき、更に表情を変えることが可能となりました。
ヘルプカードも入る
ヘルプマークと一緒にヘルプカードも入るだけの隙間をギリギリで作っていただきました。
この隙間がギリギリでないと、カードなしの時にマークがすっぽ抜けてしまうけれど、隙間がギリギリになっていることによってマーク単体でもケースから抜けてしまうことはなくなります。
更に今回はオプションでストラップからチェーンに取り替え可能にしていただいたので、真夏に使っても見た目が重たくなりません。
今回初めてヘルプカードを書きました。笑
男性向けおすすめデザイン
ちなみに服部さんがお持ちのヘルプマークケースはこちら↓です。
これ、とってもおしゃれなんですよね。
男性やカジュアルな服装の方にはこちらをおすすめしたいです。
個人的にはターコイズのワンポイントが効いていて最高だと思っています。
誰にでもおしゃれを楽しむ権利がある/ヘルプマークケースの販売について
病気や障害を持っていたっておしゃれを楽しむ権利は誰にでもあります。
ファッションや美容は、なくても正直困るようなものではないかもしれないし、余裕がないと楽しめないものかもしれない。
けれど、わたしは今までファッションや美容に投資してきて、ものすごくメンタルが上向くことを実感したし、自分に自信を持って人生を豊かにするためにこれほど手っ取り早いツールはないと思っています。
今回、実際に服部さんと会ってお話をさせていただき、
「おしゃれにヘルプマークを持ち歩きたいと考えることは決して悪いことではない」
「きっとこのヘルプマークケースを必要とする方は他にもいらっしゃるはず」
と意見が一致しました。
そして、このケースがあることでヘルプマークを持ち歩くことが楽しくなる方がいらっしゃるならどんどん広めていきたい、そのために出来ることがあるならやってみよう、ということで意気投合しまして、服部さんとヘルプマークケースの販売準備を進めております。
実際に販売をご案内できるのは早くても3月末の見込みですが、もし現時点でご興味を持ってくださる方がいらっしゃるようであれば、TwitterかInstagramのDMでお問い合わせいただけますと幸いです。
たくさんの人が、前向きな気持ちでヘルプマークを持ち歩くことが出来ますように。