薬局でもらうおくすり手帳はダサい
薬局で処方薬をいただく時、おくすり手帳を持って行かないと強制的に新しいおくすり手帳を渡されます。
以前は「家に置いてきた」と言うとシールだけを渡されたり、「シールも要らない」と言うとそのぶんいくらか安くなったりしていましたが、最近はそういうケースは認められず、有無を言わさず新しいおくすり手帳が薬についてきます。
わたしの家にはそうやって増えていったダサくて安っぽいおくすり手帳の残骸がたくさんありました。
自分の常備薬がどの製薬会社の何という薬でどれだけの量を服用しているかは頭の中に入っているし、おくすり手帳というものが世に現れるずっと前からいざという時のために常備薬について書いたメモを携帯しているので、「薬局で提出する」以外ににおくすり手帳を持ち歩く理由がありません。
でもおくすり手帳を都度持参しないと、家にどんどんおくすり手帳が増えていくし、薬局で払うお金も割高になります。
ではどうするか。
「持ち歩くモチベーションを抱かせるおくすり手帳に変える」の一択です。
ダサくないおくすり手帳がなければ作ればいいじゃない
おくすり手帳を自作出来ることをご存じの方は多いかもしれません。
わたしも自作出来ればよいのでしょうが、壊滅的に不器用でがさつなのであまり凝ったことはできません。
また、キャラクターものやごてごてした柄がついているものはあまり得意ではないので、そもそもそんなに凝ったものを作る必要はありません。
大昔、一番最初にどこかの薬局でもらったおくすり手帳にはしっかりしたビニールのカバーがついてきました。
無印で買ってきたA6のノートに「おくすり手帳」である旨のシールを貼って、このカバーをかければ完成です。
基本的に薬局で処方の度にシールが貼られていくだけなので、ノートの中が方眼でも罫線でも無地でもあまり関係ないと思い、表紙の色だけでノートを選んでいます。
「おくすり手帳」の定義
「おくすり手帳」として対外的に認められるためには、下記の項目が記載されている必要があるそうです。
・氏名
・生年月日
・連絡先
・既往歴(あれば)
・アレルギーなど(あれば)
・副作用歴など(あれば)
というわけで、わたしは下記の通り、上記項目を満たすメモを作って表紙の内側に貼ってあります。
メモの辺が直線でないのはがさつなわたしがはさみで適当に切ったからです…
夫は電話に出ない可能性があるので、実家の家族の連絡先も記載しました。
また、既往歴を見ての通りで生まれつき持病があるので、家族の連絡先に加えて主治医の連絡先も記載。
唯一、氏名だけは表紙に貼る必要があるかと思いシールに印刷して用意しましたが、最初になしで提出してみたところ特に指摘も受けなかったのでそのまま貼らずに使っています。
中のページに貼られた処方時のシールにはしっかり名前が書いてありますしね。
自作後は持ち歩くようになったか?
これを作ったあとは「さすがに投資までしたんだから」という意識が働いて、おくすり手帳を家に忘れたまま病院・薬局に行くことがほぼなくなりました!
それに、バッグの中で悪目立ちしない、特別かわいくもおしゃれでもないかもしれないけれど、とにかく「ダサくない」というのがわたしの中では大事で、それを満たすおくすり手帳が手に入ったのでだいぶ満足です。
このノートがいっぱいになったら次もこんな感じのノートでいきたいと思います。