ミドサーDINKS妻のQOL向上計画

30代のほうが20代より楽しいってほんと?を検証する

【一生】イセタンミラー東京ミッドタウン日比谷店のお姉さんがすごい【ついて行きます】

半年以上ぶりの記事です。
放置プレイ真っ盛りのこのブログでもだいたい月10,000PVくらいあるのはひとえにほくろに悩む方が多いからだとお見受けします。
こんな幽霊ブログを訪れてくださいましてありがとうございます。
少しでもほくろに悩む方々のお役に立てていましたら光栄です。
…こんなことならGoogle AdSenseとっとと申し込んでおけばよかったな(煩悩

この度、掲題の通りで久しぶりにブログに書きたいネタが出来ました。
もともとはイセタンミラーで体感しためくるめく感動具合を自分のFacebookに日記&備忘録的にオタク感丸出しで書き殴っておいたら思いのほか友人達から反響があったため、せっかくなので外部にも置いておこうと思った次第です。

*****

昨年の誕生日に友人からイブサンローランのボリュプテティントインバームをいただきまして、

https://www.instagram.com/p/BbZo-Efnz7A/

それがなかなか良かったので、そろそろ次の誕生日も近いし今年は何をリクエストしようかしらん、と、先日たまたま仕事帰りに日比谷ミッドタウンのイセタンミラーを覗いていたのです。
(一緒にいただいたシャネルのレキャトル268もそれはもう素敵なのですが、いかんせん減らないのでまさに今も現役で活躍中です。ボリュプテティントインバームは春先にとっとと使い切ってしまいました)

このイセタンミラーの素晴らしいところは「THE LIP」と「THE NAIL」で、ブランドごちゃまぜでカラーチャートのごとくリップとネイルポリッシュがそれぞれの島にぐるっと並べられていて自由に試せるようになっているところです(詳細はもうネットで散々取り上げられているので割愛)

なのでたまーに覗くことはありましたが、自分用に買い物をしたことはなくて。
この時は本当にたまたま、誕生日にもらいたいものを決めるために立ち寄っただけでした。
そこへ「何かお探しですか?」とお声をかけてくださったのが、わたしがいま心の中で密かに先生と呼ばせていただいているビューティーコンサルタントのお姉さんでした。


「去年の秋冬にボリュプテティントインバームの10番を使ったんですけど、良かったから、また10番を使うか他の色にチャレンジするかをちょっと迷ってて~」
と答えると、そこからわたしの好みやどんなふうになりたいかのヒアリングがはじまり、
「お時間あるようでしたらいくつか試して行きませんか」
とタッチアップを勧められました。

特に時間の制約もなかったし、別にタッチアップしてもらったからといって買わないといけないわけではないし、お店も比較的空いているようだし、とミラーの前に座ってケープをかけていただきまして。

そこまでは想定の範囲内
そこからがすごかったです。

気になると言った色を付けさせてくださるのは普通なのですが、わたしが感動したのは

「お客様の唇は素の状態で青みがかっているので、たとえばこんな朱色(ボリュプテティントインバームの6番)を塗ってもそこまで色が主張せず、顔色を明るく見せてくれますよ。朱色と言ってもお客様の場合は春夏だけ使うのではなく、通年で使っていただける色です。逆にお客様の場合は青みがかった色を塗ると更に青みが強調されます」

と言われたことです。

ほーーーーー!!!!!

と思いました。

今までパーソナルカラー診断を受けたことがなく(どうせ受けるならちゃんとした人のところに行きたいけどどこならちゃんとしているのかが分からない)、ネットのセルフ診断では毎回出てくる結果が春夏秋冬バラバラで、自分がイエベなのかブルベなのかもいまだに分かっておらずメイクについては完全に迷子です。
そしていままで新宿伊◯丹の各種コスメブランドのカウンターでタッチアップをしていただいたり、相談をしても、
「この色が人気です/新色でおすすめです」
「塗るとこんな感じですがどうですか」
「そのようなご希望であればこちらのほうがいいと思います」
といったことは言われますが、わたしの肌の色や、塗った上での見え方に基づいてアドバイスをくれる方はいませんでした。

それがこのお姉さんは、ご自身の発言に自信を持って、何故これが良いと思うかをロジカルに説明してくださるので納得感があったし、何千円もする高いデパコスにお金を出してもいいなと思える根拠を提示されている実感がありました。

この時は
「通年使える色もいいけれど、せっかく秋に突入したので、少し季節感のある色も欲しい。季節感と血色の良さを両立したい」
という話をしたところ、次におすすめしていただいたのが
Diorの アディクトラッカースティック 524 クーリスタ
という色でした。見た目はテラコッタカラーです。今まで試したことのない色味です。
(下の写真は黄味がかっており、リンク先のインスタ画像のほうが実際の色味に近いです)


f:id:maykkzk:20180926084600j:image


塗っていただいてみると確かにそこまで落ち着きすぎず、派手でもないけれど顔が明るく見えるようになりました。
テラコッタカラーもどちらかというと黄色寄りの色味のため、青みがかったわたしの唇に塗ると青と黄が打ち消しあって程よく血色感、赤味が出るということでした。

この時は一緒にルナソルのエアリーグロウリップス 08 Brown Redというテラコッタカラーのリップも持ってきてくださっていたのですが、まずはDiorを塗った段階で
「Diorのほうがルナソルよりテラコッタが若干強いけれど実際に塗ってみるとそこまでテラコッタすぎるわけでもないので、Diorにしましょう」
と言われました。

この日のわたしはファンデーションのノリが最悪に悪く、ムラも浮きもすごい状態だったのですが、お姉さんが目元に明るめのコンシーラーをサッとひと塗りしてくださると更に顔色が明るくなって、「きちんとメイクしてます」感が一気に出ました。

わたし「いつも朝時間がなくて、下地のあとすぐファンデーションを塗ると浮いちゃう気がするんですよね。少し時間を置けばここまで酷くはならないです」
お姉さん「基礎化粧品も下地もお肌にしっかりなじませてから次に行かないとだめですよ」
わたし「やっぱりそうかー」

わたし「春先にシュウウエムラのマットリップを買ったんですけど、リップクリームの上から塗っても乾いちゃって結局あまり使わないまま季節が終わってしまいました」
お姉さん「どんなリップクリームをお使いでしたか?」
わたし「えー、メンソレータムとか、です、かね…」
お姉さん「もっといいリップクリームを使ってください」
わたし「ご、ごめんなさい(余計なお世辞抜きでダメ出しされるの楽しい…)」

などという会話が繰り広げられ、

なるほどーーーーー!!!!!

と間抜け面を晒しながら感嘆していたら、

「ベースもアイメイクもチークの入れ方も、お客様に似合うメイクを提案する自信があります!3〜4ヶ月後には変わってますよ!お仕事帰りに来てください!」

とお姉さんにキラキラ感満載で言われました。

リップカラーの色味についてのレクチャーだけで既に「この人はすごい」と思っていたし、ロジカルな提案をいただけるのであれば素直におすすめしていただくものを買いたくなる、なによりも、

コスメ買うだけでこのお姉さんのレクチャーを受けられるなら安くないか?
普通のメイクレッスンと違ってこのお姉さんのレクチャーがタダだなんて!

という考えが一瞬で頭の中に浮かび、
「はい通います」
と即答して、まずはDiorのリップを購入し、この日は店舗を後にしました。

f:id:maykkzk:20180927001331j:image

↑実際のFacebook投稿 


興奮気味に投稿したFacebookを見た友人2名が「行きたい、このお姉さんに見てもらいたい」と言ったため、1人はお姉さんが出勤の日狙い撃ちで連れて行きました。
友人のカウンセリングを2時間かけてしていただき、友人は下地、ファンデーション、シェーディングを一気に購入。
終わったあと2人で飲みに行き、「あのお姉さん、本当に売り場で普通に声かけてきただけなの?(偶然の出会いにしてはお姉さんがすごい人すぎるため)」と聞かれる程度には友人にも好印象だったようでした。
もう1人の友人とは会う日とお姉さんの出勤が重ならなかったため、来月リトライ予定です。
この友人にわたしが購入したDiorのリップを見せたところ、「現物と塗った時の色が全然違って見える!」と驚いていました。

わたし自身、このあと更に何度かイセタンミラーに通ってお姉さんのレクチャーを受け、コスメを買い足し、更にFacebookにオタク全開の投稿を重ね、知人友人にお姉さんのファンを増やしてしまいました(わたしから聞いたと言ってお姉さんに会いに店舗に行った友人もいます)。
既にこのエントリー自体が恐ろしく長いので、それについては別途書いていきたいと思います。

やはりイセタンミラーはひとつのブランドにとらわれず様々な選択肢の中から好きなコスメを選ぶことが出来るという点が非常に大きな魅力だと思います。
あとはキッカが入っていれば最高だった…フラッシュブラッシュの色味をお姉さんに選んでいただきたい人生でした…

もともと若い頃は若さだけで何とかなる部分が大きかったし、メイクというものは「自分が人様の前に出られる顔になるための道具」くらいにしか思っていなかったのですが、歳を重ねるごとにメイクで人に与える印象を変える楽しさや、色で遊ぶことの楽しさ、自分が変わっていくことの楽しさが増してきた気がします。

色々な方のメイクブログを拝見するのは楽しいと思っていたけれど、いわゆるコスメオタクな方々の気持ちが分かってきた今日此の頃です。
財布が、やばい…